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みなさんこんにちは、柳ヶ瀬冬樹です!
本日は統合セキュリティシステムのリーディングカンパニー、Genetec社をご紹介します。
Genetec社は、企業や施設、公共インフラ向けに最先端のセキュリティソリューションを提供している統合セキュリティ会社です。
主な事業領域はAIを活用した監視カメラシステムや、IoT機器と連携した防犯・防災システム、さらにはアクセスコントロールや入退室管理など多岐にわたります。
今回は、”セキュリティセンターのGenetec” というフレーズとともに、統合セキュリティシステムの最前線をお伝えします。
セキュリティ需要の高まり
日本は世界的に見ても治安の良い国として知られています。警察庁の統計によれば、平成15年から令和3年にかけて犯罪件数は減少傾向が続いていました。
しかし、令和4年からは3年連続で犯罪が増加しており、安心できる社会であっても油断はできない状況となっています。
私自身、つい最近になってセキュリティの重要性を実感する出来事がありました。
私が勤務する会社は大きな規模ではありませんが、業務の特性上、取引先や外部の業者が頻繁に出入りします。誰でも比較的自由に社内を行き来できる環境が整っていることもあり、これまで大きなトラブルはありませんでした。
しかし、ある日突然、社内で盗難事件が発生しました。
「うちのような小さな会社が狙われるはずがない」と思っていた矢先のことで、私たち従業員も大きな衝撃を受けました。
さらに、誰が、いつ、どこから侵入したのかを特定できる手段がなく、犯人を特定することもできませんでした。この経験から、「入退室の管理」や「監視体制の強化」の必要性を改めて痛感しました。
こうした事件は決して他人事ではなく、働き方の多様化や、オフィス・施設への人の出入りが複雑化している現代社会において、セキュリティ対策へのニーズはますます高まっていると感じます。
実際、従来の“人の目”や“常識”だけに頼る時代から、ITやAIを活用したスマートなセキュリティへとシフトする動きが加速しています!
統合セキュリティシステム
Genetec社は「Security Center」と呼ばれる統合セキュリティシステムを手掛けています。
従来型のセキュリティシステムでは、防犯カメラ・入退室管理・警報装置など、さまざまなセキュリティ機器を個別に導入・運用してきました。
しかし、こうした従来の体制にはいくつかの課題もありました。
たとえば——
- 異常発生時、どの場所で何が起きたのか即座に把握できない
- 各機器が連携していないため、現場対応に時間がかかる
- システムごとに管理画面や担当者が分かれるため、運用効率が悪い
- データがローカル管理されており、遠隔から状況を確認できない
社会の多様化やオフィス環境の変化、犯罪手口の巧妙化にともない、これまでの“バラバラ運用”には限界が見え始めています。
そこで今、注目されているのが統合セキュリティシステムです!
統合セキュリティシステムでは、
- 監視カメラ・入退室管理・警報装置などあらゆるセキュリティ機器を一元管理
- 異常があれば即座に関係機器が連動し、リアルタイムに情報共有・対応が可能
- 担当者は一つのシステムで現場全体を把握できるため、迅速かつ的確な判断・行動を支援
これにより、セキュリティ運用のムダや冗長性が大幅に減り、
限られた人員や予算でも、より高い安全性と効率性を両立できるようになりました!
Security Center
Security Centerは、Genetec社が提供する統合セキュリティシステムであり、映像監視や入退室管理、自動ナンバープレート認識など、さまざまなモジュールをひとつのプラットフォームで統合管理できるソリューションです。
機能や要件に合わせてモジュールを組み合わせることで、企業や施設の規模・用途に応じた柔軟なセキュリティシステムを構築できることが強みです。
Security Centerには、まさに”セキュリティセンターのGenetec”と呼ぶにふさわしい多彩なモジュールが搭載されています。
ここでは代表的なモジュールについてご紹介します!
📹 Omnicast -ビデオ監視管理システム-

OmnicastはIPビデオ監視管理システムです。
施設内外に設置されたネットワークカメラを一元的に管理・録画・モニタリングでき、カメラの種類や設置場所を問わず、すべての映像を統合して表示・管理できます。
不審な人物や不審な動きがどのエリアで発生したか、といった情報を記録映像やライブ映像からすぐに確認できます。万が一のトラブル発生時も、関係者の行動履歴や現場の状況を的確に把握し、迅速な対応や事後検証に繋げられそうですね!
🔐 Synergis -入退室管理-

SynergisはIPベースの入退室管理システムです。
施設内の各ドアやゲートなどに設置されたカードリーダーや認証デバイスを一元的に管理し、利用者や訪問者の出入りをリアルタイムで記録・制御できます。
「誰が」「いつ」「どの扉から」施設に出入りしたのかを一覧で確認でき、不審なアクセスや許可されていないエリアへの侵入などの検知にも役立ちます。
入退室の履歴データはクラウドで管理され、すぐに検索・追跡できる利便性も魅力的です!
🚗 AutoVu -ナンバープレート認識-

AutoVuは、自動ナンバープレート認識システムです。
施設の出入り口や駐車場、道路などに設置した専用カメラが、通過する車両のナンバープレートを自動で読み取り、記録・管理することができます。
従業員の車両のみ通行を許可したり、取引先など外部の車両を識別したりといった用途にも最適です。
通行の規制や不審車両の検出はもちろんですが、近年では駐車料金をナンバーで管理することも一般的になっているので、見逃せない機能です!
Others
上記の3つ以外にも多くのモジュールが提供されています。
- 💬Sipelia : SIP音声通話の管理
- 🎯 Mission Control : データ分析と意思決定支援
- ⚠️ Intrusion Panel Integration : 物理的アラームと連携した侵入者検知
- 🌐 Industrial IoT : セキュリティ以外のセンサー(温度・照明・空調など)をSecurity Centerに接続
他にも多彩なモジュールが提供されており、自社に導入するなら…とシステム設計の想像が膨らみますね!
詳しい機能や活用例などもまとめられているので、こちらを参照するとより理解が捗るかもしれません。
https://resources.genetec.com/security-center-unified-security-platform
Conclusion
今回は統合セキュリティシステムを手掛けるGenetec社と、その主力ソリューションのSecurity Centerについてのご紹介でした!
物理的な防犯対策やITシステムの発展とともに、“総合的なセキュリティ”の重要性は今後ますます高まっていくと予想されます。
従業員や関係者、施設を利用するすべての方々の安全を守るためにも、セキュリティシステムの導入は必須の取り組みと言えるでしょう。
Security Centerはセキュリティシステムとして必要な機能がオールインワンとなっており、1つのシステムで管理できるところに大きな強みがあると感じました。
また、機能がモジュール単位に分かれているためカスタマイズ性が高く、中小規模から大規模な組織・施設に向けて柔軟な対応が可能となっています。
多彩な機能と高い拡張性を兼ね備えたSecurity Center。
これからセキュリティシステムの導入や刷新を検討している方にとって、信頼できる選択肢のひとつになるのではないでしょうか。
”セキュリティセンターのGenetec” ―本日はぜひこのフレーズを覚えていただければ幸いです。
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